自動車が無人で走行する場合，通る経路を自動で作らなければなりません．一般的な道路環境ではデジタル地図情報を用いて経路生成が行われますが，駐車場のような構造化されていない環境では地図情報がないため経路生成ができません．
そこで本研究では非構造化環境での経路生成を行うアルゴリズムの開発を行っています．
現段階ではシミュレーション上での経路生成の研究を行っており，今後実際の無人自動車に実装できるよう改良予定です．
最終的には，自動車に搭載されているセンサー類からの障害物情報を基に，通行可能な経路を目的地へ移動中に変更しながら生成することを目標にしています．