公道走行実証実験

自動運転実証実験開始セレモニー(2015年3月1日)

 2月24日からスタートした珠洲・自動走行システム実証実験プロジェクトの開始セレモニーが3月1日,珠洲市で行われました。
 本プロジェクトは,本学と石川県珠洲市との連携による,普通乗用車型の自律型自動運転自動車(高度有人運転支援システム搭載)を用いた市街地における社会的実証実験であり,自治体と連携の上,歩行者や他の車両も通行する一般道での自律型自動運転自動車を利用した社会的実証実験は国内の大学では初の試みとなります。
 記念式典では関係者らによるテープカットが行われ,続いて,泉谷満寿裕珠洲市長,山崎光悦学長が試乗しデモ走行が行われました。また,住民を対象とした体験試乗会も行われ,試乗した住民らは自動走行システムを体感するとともに,本プロジェクトへの理解を深めました。

珠洲市総合病院周辺での実験風景(2015.2.24撮影)
珠洲市総合病院周辺での実験風景(車内)(2015.2.24撮影)
珠洲市内混合交通下での実験風景(2015.2.24撮影)
珠洲市内混合交通下での実験風景(車内)(2015.2.24撮影)

市街地の公道走行実験を開始することを発表(2015年2月21日)

  2月21日に珠洲市と金沢大学が共同記者説明会で計画概要を発表し,日本初の普通乗用車型の自律型自動運転自動車(高度有人運転支援システム搭載)を用いた市街地における社会的実証実験が,2月24日,珠洲市内で開始されました。
  国内の大学が,自治体と連携の上,継続的に自律走行型の自動運転自動車を利用した歩行者や他の車両も通行する一般公道での社会的実 証実験は,わが国では初めての先駆的な試みとなります。
 この実証実験では,市街地環境をも走行可能な自律型自動運転知能を開発することを目的としており,将来の交通事故低減・高齢者等の 移動支援に資する高度な運転支援システムの技術開発を促進させ,また,地方創生や超高齢化社会への対応の観点から,珠洲市を代表とす る地域課題の将来的な解決に貢献することが期待されます。