研究室紹介
 私たちは、市街地を含むいわゆるDoor-to-doorの自動車の自動運転を可能とする運転知能の開発を目的としています。この実現には通常のドライバが行う認知・判断・操作といった一連の運転行動を車載センサ・コンピュータ等によって代替させる必要があります。このため、高度な認知機能を実現する人工知能(AI)技術や、センシング誤差を考慮しロバストに状況を解析可能な確率的ロボティクスといった分野の技術を基礎とし、多数のセンサ情報を融合し複雑な走行環境をロバストに認知・判断し、市街地を走行する技術に関する研究開発を約20年間実施してきました。
 そして、これらの研究結果を基に、2015年初頭から国内の大学で初となる市街地における行動走行実証実験を開始し、2018年度末までの4年間で既に約14,000qもの市街地における公道走行実績を有しています。そして、これらの取り組みはウォールストリートジャーナルを始めとする国内外の多数のメディアに取り上げられるとともに、多数の企業との共同研究や国家プロジェクト (内閣府 戦力的イノベーション創造プログラム SIP第2期等) の受託等を通して、日本の自動運転技術の研究開発に学の立場から貢献し、先導しています。